【市川市】【言語障害】当事者の方の体験発表
行徳のことばデイケアです!
今日は素敵な試みがありましたので、紹介します。
Weチャレの時間を使って60代の失語症当事者の方が「発病した時の事」について自主的に体験発表をしてくださいました。
第一弾は、発症してすぐの経緯。聞きたいご利用者様に円陣になってもらい、聞いてもらいました。
なんとも、素敵でした!
発表者の方は家で音読の練習をしてくださり、よく練習し考えられた文章はとてもわかりやすく。
それ以上に、聞き終わった回りのお仲間が口々に「自分は発病した時はこうだった」「その病院では脳梗塞だといわれなかったの?」など、
明るく真剣に10分くらい意見交換をしていました。うんうんと深くうなずきながら聞いている方もいました。
職員には絶対にできない意見交換だと思います!
聞きたくない時期の方もいるかもしれない。それは、それでいい。
だからこそ聞きたい人だけに届ける。そうおっしゃった発表者の方に、心から賛同しました。
色々なお気持ちや時期の方がこうして縁あってご一緒していることに、とても意味があるなと思いました。
触発されたお仲間の方が回りに促されて、「次の次くらいに」と発表の約束をしてくださいました♡
これぞ!ことばのデイ。
最高のピアカウンセリングです^^
(ST 日下)